Works

わたりのある庭

作庭以来、毎年恒例のBBQパーティー

ナンキンハゼの足元に立つと住宅街にいることを忘れてしまう。その存在は限りなく大きく、家を、通りを、街をも包み込んでいく。

植物の世界には、効率という言葉は存在しない。周りの環境に添い状況を受け入れれば、おのずとこういう存在感になるのだ。

施主が「この庭をのぞむと家に帰ってきたという気持ちになる」と仰っていたが、自然のリズムが流れるところに人の落ち着く場所があるのだと改めて思う。

人間と自然の最適解を目指そう。