ガラスの関守石 大／いぐさ

＜ガラスの関守石＞
ガラスが固まる前のやわらかさや温度を感じる関守石です。
庭で使えるサイズを…とお願いして制作していただいたサイズです。
結びに使われている素材は作者の身近にある自然から採取されたものを使用しており、ガラスに合わせて選ばれた素材や結びに、何とも言えない愛着が湧きます。

関守石とは…
茶庭や露地の飛び石や延段の岐路に据えられる石で、蕨縄（わらびなわ）やシュロ縄で十文字に結んである小石のことです。
茶道の作法において、この石が置かれた場合、「これより中に入ることは遠慮されたし」の意味があります。
直接的な言葉ではなく、存在によって曖昧な境界をつくるところに日本人らしさを感じます。

※ガラス表面に少し削れのような箇所が見られますが、こちらは、作家さんが自家調合したガラスの原料を自作の窯で溶かしており、ガラス生地の中にあった煮え残りによるものです。大きな関守石のようにガラスを巻き取る量が多いと入る場合がございます。写真6枚目をご参照ください。ご了承いただいた上で、ご注文をお願い致します。

紐素材：いぐさ

ガラスサイズ：約W14.5×D12×H6.5cm
重さ：1.7㎏

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